目次
日本語と英語とサンスクリット語
ヨガのポーズには、日本語と英語とサンスクリット語があります。インストラクターによってポーズの説明がそれぞれ異なることもあります。インドも含めた世界共通のポーズ名としては、サンスクリット語が活用されています。覚えておくとヨガのレッスンのときや知識を深めるときにも役立つと思います。日本語でのポーズ名になったときに、本来のポーズとのズレがあることがたまにあるので、正確なポーズを知りたい場合には、サンスクリット語のアルファベット表記をキーワードにして検索するとインドや欧米の画像などもヒットしてくるはずです。比較して確認してみてください。
サンスクリット語のカタカナ表記
サンスクリット語をカタカナ表記する場合は、その聞こえ方によってさまざまに異なっていることをご了承ください。例えば、座位の前屈ポーズは、サンスクリット語では、paschimottanasanaです。カタカナ表記がパシュチモッターナ・アーサナと書かれていることがあったり、パスチモッターナサナと書かれていることもあります。わき腹を強く伸ばすポーズでも、Parsvottanasanaをパールシュヴォッターナ・アーサナとしたり、 パールシュヴォーッターナーサナとされている場合もあります。簡単そうな山のポーズでもTadasanaをターダ・アーサナとしているサイトがあったり、タダアサナと呼ぶ人もいます。
サンスクリット語の部位名称
sirsa (シールシャ)
訳:頭
例:シールシャ・アーサナ/Sirsasana/頭立ちのポーズ
例:ジャーヌシールシャーサナ/janu sirsana/頭を膝につけるポーズ
janu (ジャーヌ/ジャヌ)
訳:膝
例:ジャーヌ・シールシャ・アーサナ
/Janu Sirsasana/頭を膝につけるポーズ
例:パリヴルッタジャーヌシールシャーサナ
parivrtta janu sirsasana/ねじった頭を膝につけるポーズ
jathara (ジャタラ)
訳:腹部
例:ジャタラ・パリヴァルタナ・アーサナ
/Jathara Parivartanasana/腹部のねじりのポーズ
pada (パーダ/パダ)
訳:脚、足
例:ウッティタハスタパーダーングシュターサナ
/Uttita hasta padangustasana/足の親指をつかんで伸ばすポーズ
例:パーダーングシュターサナ/Padangusthasana/足の親指をつかむポーズ
hasta (ハスタ)
訳:手
例:パーダ・ハスタ・アーサナ/Pada Hastasana/輪のポーズ
例:ウールドゥヴァハスターサナ/Urdhva hastasana/手を上にあげるポーズ
buhja (ブジャ)
訳:腕
例:エーカ・ハスタ・ブジャ・アーサナ
/Eka Hasta Buhjasana/片脚を腕に掛けるバランス
mukha (ムカ)
訳:口、顔
例:アド・ムカ・シュヴァーナ・アーサナ
/Adho Mukha Svanasana/下を向いた犬のポーズ
viparita (ヴィパリータ)
訳:逆転。逆さまの
例:ヴィパリータ・カラニ
/Viparita Karani/足を壁に上げるポーズ