隠ヨガの概要

隠ヨガは一つのアサナを深い呼吸に合わせて、通常3〜5分という長いキープを行っていくヨガです。それによって、身体だけでなく心も緩ませ、よりリラックス効果を得ることができます。

隠ヨガの歴史

隠ヨガの創始者と言われている、ポーリー・ジンク(Paulie Zink)師は10代の頃からヨガやマーシャル・アーツを学び始め、後に陰ヨガの基盤を確立しました。また、隠ヨガの第一人者の一人とも言われる、ポール・グリレィ(Paul Grilley)は、1980年から陰ヨガの指導をスタートし、世界中に陰ヨガの素晴らしさを伝え続けており、日本にも陰ヨガティーチャートレーニング講師として何度も来日しています。そのポール師の良き友人でもあるサラ・パワーズ(Sarah Powers)は、もともとアシュタンガヨガの練習生であり、ポール・グリレイの陰ヨガクラスで大きな衝撃を受け、アシュタンガヨガを代表とする”陽のヨガ”も熟知した陰ヨガの第一人者として活躍しています。

隠ヨガの特徴

運動量が多く主に筋肉を鍛えることに焦点をあてていくアシュタンガヨガやパワーヨガをはじめとした、”陽のヨガ”と対象的に、陰ヨガは一つのアサナをより緩やかな呼吸とともに深めていき、高いリラックス効果を目的としています。筋肉の緊張によって硬くなりがちな腰、背中、骨盤まわりの結合組織(筋肉よりさらに深い部分にある骨や関節をつないでいる組織)に働きかけることで、股関節や背骨など関節周りの可動域を広げ、体だけではなく心も緩ませ、柔軟性を高め、リラックス効果をより深く体感することができるのです。また、アサナを長く保つことで自分自身の内面も観察することができる為、心身をじっくりと解放させていく時間にもなります。

隠ヨガのポイント

シークエンスは座位、仰向け、うつ伏せのようなポーズで構成されており、ほとんどのアサナは腰回りと股関節に焦点を当てたものとなっています。筋肉を強化していく「陽のヨガ」とともに、隠ヨガで結合組織や関節の柔軟性を養っていくことで、強く、そしてしなやかな身体作りができ、アクティブな陽ヨガにも良い影響を与えてくれます。また、身体を静止させ、ポーズを長くキープする為、精神的にも心穏やかな落ち着きを得られるようになります。また、この落ち着きが集中力のアップにも繋がっていきます。

隠ヨガの講師

渡辺 純子

「陰の概念に忠実な陰ヨガ」を理念に、よりセラピーや癒しに向かっていく陰ヨガを追求している。中医学の知識も持ち、隠ヨガ指導に活かす他、2011年には『Junostyle〜a Journey to the Unique, Natural and Own way of lifeStyle~自分らしい自然なライフスタイルを探す旅~』を立ち上げ、陰ヨガやアロマセラピーを通してライフスタイルから隠ヨガを活かしていく提案を続けている。また、2016年よりTrue Nature主催のメディテーションプログラムを通して、ニューヨーク・シャンバラ・メディテーションセンターのシニア講師であるDavid Nichtern氏に師事。日常のヨガのプラクティスに加え、メディテーションも取り入れている。

まとめ

激しい動きはなく、自分のペースで行っていける為、年齢性別や身体の故障などに関係なく、老若男女誰にでも開かれているヨガです。心身ともに緊張をほぐしたい方、日常生活の中で忙しく動いている方、交感神経が優位になり過ぎて自律神経のバランスが偏っている方、運動不足な方、また年齢を経て身体の堅くなりがちな方にとっては、柔軟性を高めるためだけでなく日々の生活にエネルギーを取り戻し、元気に過ごせるようになるヨガとしては最適です。

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