力の抜き方が難しい人のためのヨガ的処方箋

脱力感を忘れている現代人

ストレス社会と言われる現代で常に緊張状態にさらされていると、私たちは力を抜くことを忘れてしまいます。つまりリラックスすることがどういう状態で、どんな感覚があるのかということが分からなくなってしまうのです。きっと赤ちゃんのころには完全に脱力している時間がたくさんあったはずです。でも心の経験、良い姿勢も悪い姿勢も含めた身体を動かす経験の蓄積で緩んだ状態に戻れなくなる人が増えていると言われています。休んでいるつもりでも本当に緩んだ状態ではない人が多いのです。個人差がありますが、自覚も他覚もしにくいので困りものです。ここでリラックスの方法を知って試してみてください。

緊張が続くと起こり得ること

緊張が続けば、身体の疲れが抜けにくくなります。また、緊張状態は交感神経を優位にしたままになってしまい自律神経のバランスが崩れてしまう可能性が出てきます。緊張は心にも身体にも影響を及ぼします。筋肉が硬くなる一方なので、肩こりや腰痛に悩まされることが増えるでしょう。そして、スポーツをするときにも支障が出ることになります。トレーニング、ストレッチなどの効果が出にくくなるばかりでなく、肝心の試合や本番で最大のパフォーマンスが発揮できないということにもなるのです。

意識的に脱力するためには?

何をやっても力が入るという人も、これから挙げるひとつひとつの方法を試してみてください。まずはヨガでも意識を最大限に向ける深呼吸です。特に吐く息に注力してください。このときは、力んで吐かないように気を付けましょう。次の方法として、手や足、上半身、頭、首、肩など、重りをつけたように重力を感じて、その重力に抵抗せずにだらんだらんと動かしてみましょう。凝っている人は筋肉や骨格の音がするときもあります。敢えて緩めたい筋肉に意識を向けて力を入れるという方法もあります。これによってフッと力を抜いて緩めた時の感覚をしっかり確認していくことが大切です。ヨガのクラスでは、この方法が一番活用されるようです。特にシャバアーサナのような力を抜くことを目的にしたポーズの前には有効となります。

力が抜けるとポーズも深まる

緊張して力が入っている筋肉はギューっと縮んでいます。そのため固くなるのです。縮むというのは、力を入れている状態です。大きく踏ん張ったり、重いものを持ち上げたりするときの筋肉状態と同じです。ですから、緩めるためには筋肉を使わない状況に持っていく必要があります。使わない状態とは、ニュートラルなのですが、緊張で縮むことへの働きかけが強いなら、徐々に徐々にストレッチを掛けてニュートラルの状態に持って行かなければなりません。注意しなければならないのは、一気に伸ばそうとすると余計に縮もうとする反応が起きてしまうということです。緊張した筋肉を強く伸ばそうとすると、痛みを伴うことが多いです。さらに硬直が進行してしまうことになり、それを超えるとケガや故障になってしまうのです。常に習慣的な緊張状態に戻ろうとする筋肉を毎日のストレッチする習慣で伸ばしていきましょう。このストレッチの幅が柔軟性のひとつの要素です。幅が広がるごとに必ずポーズも深まっていきます。

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