丹田強化に役立つ火の呼吸法

丹田とは

丹田は、おへその下3~5センチの場所にあると言われているエネルギーセンターのことです。腹が座っている、肝が据わっているといわれる人たちの心身の安定感は、この丹田が強いことから生まれているとも言えるでしょう。丹田呼吸法というものもありますが、腹式呼吸をじっくりとおこない丹田に働きかけ活性化していく呼吸です。

火の呼吸とは

火の呼吸とは、ヨギ・バジャン氏によって考案された、クンダリーニヨガの呼吸法です。人間の身体の中にあるエネルギーの交錯する場所と言われている丹田を活性化する目的で行われます。丹田呼吸法に比べると、名前にもあるように「火をつける」というように、さらに強力な呼吸を行います。交感神経に働きかけ、熱を生み出し、脳にもエネルギーを到達させる手法と言われています。格闘家やアスリートの間でも身体能力だけでなく、メンタル能力の強化のために取り入れている人も多いようです。

火の呼吸の注意点

火の呼吸法は、生み出すエネルギーがとても強いので、やり方を間違えると逆に身体に悪影響を与えてしまうことがあります。身体が強くないひと、初心者の人は、指導者のもとで適切なインストラクションを受けて慣れていかれることをおすすめします。特に、呼吸の速さや長さ、腹筋への力の入れ具合の調節は適切でなければなりません。慣れても1分間に200回ほどのペース、吸う息では腹筋は緩めます。また、その他の注意事項として、必ず食後3時間ほど経ったあとの空腹時に行うこと、慣れないうちから一気に無理をして行わないようにしてください。めまいや何らかの不調を感じたら、すぐに中断するようにしましょう。

心臓疾患、血圧異常、脳卒中、ヘルニア、胃に異常がある、手術あとの人は行わないようにしましょう。また、妊娠中、生理中、身体の調子が悪いときも避けるようにしましょう。

火の呼吸のやり方

あぐらの姿勢を取ります。
右足のかかとを会陰部に押し当てます。
左足はその右足のふくらはぎ上にのせます。
この体勢がきつい人はラク姿勢で構いません。
いずれの座り方でも坐骨を床に安定させましょう。
背筋がまっすぐに伸びていることが条件です。
肩や顔の力を完全に抜きます。
手の平を膝の上に乗せます。
何度か腹式呼吸を繰り返します。
身体の中にある空気を鼻からしっかり吐き切ります。
(お腹は凹みます)
大きく鼻から吸い込みます。
(お腹が膨らみます)
可能な限りで数十秒息を止めます。
そこから勢いよくお腹を凹ませて息を鼻からフッと吐き出します。
(お腹を凹ませるときに腹筋に力を込めます)
凹ませたお腹を緩めるときに息を吸います。
吐いて緊張、吸って弛緩の繰り返しを素早く行います。
始めは20~30回くらいから始めてみましょう。
ペースは、1分間に200回に留めるようにしてください。
速度よりも、お腹への刺激を優先し、深い呼吸をします。
長さは休憩を含めながら3分程度に留めましょう。
(長すぎると交感神経が過剰に働いてしまいます)

火の呼吸の効果

基礎代謝が上がり、免疫を強化できる期待が持てます。
有酸素運動になるので脂肪燃焼効果が高まります。
自律神経を刺激し、ストレスの緩和に役立つと言われています。
インナーマッスルや腹筋の強化に役立ちます。
心身をエネルギッシュに変えることができると言われています。
集中力の強化にも役立つと言われています。

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