ヨガのヘッドスタンドを克服する方法

ヘッドスタンドはアーサナの王ともいわれており、頭で立ち全身がすっと伸びている姿が美しい上級のポーズです。頭と足が逆さになる逆転のポーズは体や呼吸を強くし、バランス力、集中力を高めると言われています。ただ、歴史を見ていくと、今とは違う効果が求められていたようです。古来インドの人々は眉間にある生命の蜜が一滴ずつ落ちてはおなかにあるしょうかの火によって燃やされ、全ての蜜がなくなったときに命が終わると考えていました。そのため、落ちるのを防ぐために逆転のポーズを取り、長寿を願ったのです。それと同時に、眉間の下にたまる肉体的、精神的な不純物が、逆転のポーズによって眉間の上にくることで燃やされ、心身の浄化にも効果があると考えられていました。現代の私たちが逆転のポーズを行うとき、恐怖心はつきものです。大切なことは恐怖心を受け入れることです。恐怖心とはネガティブな意味で捉えられがちですが、決してそれだけではなく、それがあるからこそ自分の身を守る事が出来るのです。力づくではなく、ここまでなら大丈夫、と少しずつ進め、恐怖心を受け入れていくと良いでしょう。何度も繰り返し、逆さの状態に慣れていくことも大切です。最初は壁を使って練習すると良いでしょう。壁があってもなくても逆立ちの効果に変わりはないと言われています。次第に慣れてきて、壁から離れる場合は、倒れたときに家具や物にぶつからないようにスペースを確保するようにしましょう。

ヘッドスタンドの練習

まずは体を支える首の強さ、そし非日常の態勢でも安定した呼吸を保てる体を作る事が大切です。リラックスした呼吸を常に心がけ、絶対にやるんだ、という強い気持ちを保ち、ひとたび頭で立ったら決して首は動かさずに一点をみつめて呼吸を意識しながら集中しましょう。

① 重力を傾ける首を強化する。
首に強さがなければ、逆転のポーズで体の重みを支える事が出来ません。まずは首をねじって上を向いた状態で頭を支えるトリコナーサナパリブリッティ(三角のポーズ)で首を強化します。3呼吸キープできるようになれば次のステップに進みます。
② 腹筋背筋を強化する。
逆さの状態で体をまっすぐに保つには腹筋、背筋と足の強さも不可欠です。ウトゥカターサナでこれらを一度に鍛えておきましょう。
③ 肩や体幹に重力がかかって強さが求められる分、ウッターナーサナよりも呼吸が難しくなります。アドムカシュワナーサナで腹筋を意識していきましょう。

ヘッドスタンド

シールシャーサナ(ヘッドスタンド)をするために必要な首の強さと体幹の力がつき、逆転した状態でも安定した呼吸で体が支えられるようになれば、いよいよヘッドスタンドで頭で立ってみましょう。自分のからだに自身を持ち、「絶対に成功できる」という強い思いが大切です。
① 正座の状態から両手をあげてひざ立ちになり、チャイルドポーズで頭を包み込みます。
② 脇をしめ、お尻をあげたら足を前に歩かせていきます。頭に体重がのると足が軽くなり、そのまま自然と伸びたまま状態であがっていきます。
③ 頭から足までが一直線になったら完成です。
④ 降りるときはあがるときと同じ順序で降りましょう。

まとめ

終了後は必ずカウンターポーズを行います。シャバーサナ(死体のポーズ)に続いて両手両膝をつき背中をそらせるポーズから、チャイルドポーズになり、首と背中を脱力させましょう。

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