ヨガに最適なティンシャの使い方

ヨガ

ヨガのレッスンの最後に必ずあるシャバアーサナは一種の瞑想とも言われており、深い意識の底に入っていくことが理想とされています。その、眠りではなく、深いリラックス状態から覚醒するときに使われるのがティンシャです。現在、このティンシャを使っているヨガインストラクターは多く、クラスの最後でシャバアーサナから目覚めるときに、このティンシャのおかげで心地のよい目覚めを経験した方は少なくないと思います。もとは、チベット仏教の法具の一つで、チベットの高僧たちが実際に使っているものです。読経や瞑想のときのみならず、マントラを唱えるときにも使用したり、また、修行僧などが旅の危険から身を守るために魔よけのような意味で使用していたとも言われています。ティンシャの澄んだ美しい音色が悪を退けてくれ、空気の浄化や精神的な安定さえももたらすとも考えられていたのです。

ティンシャの使い方

● ヨガレッスンの最後にシャバアーサナから目覚めるときに鳴らす。
● その場所の浄化をしたい時に鳴らす。
※ヨガクラスの始まる前に使用することで、ヨガをするのにふさわしい浄化された空間が作れます。
(部屋の4隅で一度ずつ鳴らし、その音が共鳴しあっているのを感じます。)
● 心がざわついたときに気分を落ち着かせるために鳴らす。
● 就寝前など気分が高まった状態からリラックスしたいときに鳴らす。

ティンシャの鳴らし方

●くみひもをもって鳴らす。
両手でくみひもを持ちます。力を入れすぎず、両方のティンシャが水平になるようにもち、そのままティンシャの側面のエッジがぶつかりあうようにそっと揺らします。ティンシャは右と左によって音色が微妙に異なってくるので3種類の鳴らし方があり、一番よく響き、耳に心地のよい音色を探してみるとよいでしょう。
・右側を固定して、左を動かして右側にあてて響かせる。
・左側を固定して、右を動かして左側にあてて響かせる。
・右、左どちらとも動かして中央でぶつかり合うようにする。

●シンバルのように鳴らす。
両手でティンシャのくみひもが伸びている部分をつまみ、両方のティンシャを合わせるようにそっと鳴らします。どちらかの手を固定して、反対側でそっとうちつけるようにして鳴らすとよく響きます。

●安定感のある鳴らし方
ティンシャを上下にもち、したのティンシャを固定します。上側のティンシャをゆっくりとおろしていき下のティンシャに当てて響かせます。くみひもをもって鳴らすよりもぶれず、音をコントロールしやすい鳴らし方です。

ティンシャの模様

●八つの吉祥紋様
チベット仏教のシンボルのひとつでもある八吉祥には、それぞれの模様に一つ一つ意味があり、縁起が良いモチーフとしてお祝いなどの席でもよく使用さています。。
【八吉祥の文様の意味】
・無限結紐(むげんゆいひも) … 不老長寿・寿命長寿
・勝利の旗 … マーラに勝利した旗を表しており、煩悩を断ち切ります。
・金の双魚 … 自由と繁殖・繁栄を表します。
・保護傘 … 災害などから身を守る平和の象徴です。
・法輪 … 仏陀の教えを表します。
・蓮の花 … よい行い、純粋さをあらわします。
・宝瓶 … 健康や長寿の象徴。

まとめ

ティンシャの美しい音色は心が洗われていくような浄化の感覚を得ることができます。一つ一つ、その色や形、模様、また音色も違うため、直接手にとってその音を確かめてみるとよいでしょう。

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