ヨガで呼吸が重要視されるわけ

唯一コントロール可能な器官

普段、自分が息を吸っている、息を吐いているということを意識することがどれくらいあるでしょうか。呼吸は人間が生きていくためには欠かせないものなので、意識しなくても、呼吸活動ができるようになっています。そのため意識する必要性を感じる機会が少ない身体の活動とも言えるでしょう。私たちは、身体の中にある心臓、胃、肝臓や腎臓、小腸や大腸などを自分の意思で動かしたり、停止させたりということはできません。これらの器官は、身体の本来の機能によって自動的に動いています。呼吸を司るのは呼吸器ですが、この呼吸器官だけが唯一、私たちの意思でコントロールできるのです。呼吸を止めたり、早めたり、ゆっくりにしたり、自由に瞬時に変化させることができますよね。

ヨガの呼吸プラーナヤーマ

ヨガでは呼吸がとても重要視されます。普段意識しない呼吸に意識を向けることの効果にはたくさんのメリットがあります。精神的な面では、ストレスや不安、ネガティブな意識からの転換にも役立ちます。身体的な面では、呼吸を深くすることで身体を内側からマッサージすることにもなり、血液循環を良くすることができます。呼吸が長く深くなることは、リラックス効果が高まるとも言われています。怒っている人、緊張状態にある人は、呼吸が浅くなります。心が安定して落ちるいているときは、呼吸をラクに深く行えているのです。このように呼吸と感情は密接な繋がりを持っているのです。ヨガで呼吸が意識されるもうひとつの理由としてプラーナヤーマの存在があります。呼吸によって身体に流れるエネルギーを良好に循環させることができると考えられているのです。取り込む酸素を身体的なエネルギーとして取り込むと同時に、身体の隅々にまで行きわたらせるだけの深い呼吸によって眠った細胞までを活性化して、心身共にエネルギーを満たす目的で呼吸を行っていくのです。吐く息でも、十分に吐き切ることを意識することで、取り込む酸素が入り込むスペースを作り出します。これによってより多くのエネルギーを得ることに繋げているのです。

気の流れを止めない意識から

基本的には、ヨガでは腹式での呼吸が推奨されています。これにより肺の動きを柔軟にできるからです。無意識に行う通常の呼吸では、胸式の呼吸をしている人も多いので、一定の訓練が必要になることもあります。理想的なのは、腹式呼吸ですが、ヨガの初心者にとっては、ポーズを取ることと呼吸を同時に行うこと自体が難しく感じられることがほとんどです。ポーズで身体に力が入ると、身体に緊張が走ります。呼吸もしにくくなり、止めてしまうこともよくあるのです。ヨガの視点から考えると、呼吸が止まることは、エネルギーの流れをせき止めてしまうことと同じことになります。呼吸は本来、難しいポーズ、きついポーズを取るときの大きなサポート役を果たしてくれるものです。初心者の人で、呼吸が止まりがちな人は、ポーズをうまくとることよりも呼吸を止めないことにフォーカスした練習を積まれることをおすすめします。深い呼吸に慣れてくると、次第にポーズを深めていくことにも繋がるでしょう。ポーズからの効果も実感しやすくなると思います。

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