アイアンガーヨガの概要

アイアンガーヨガはアサナをとるうえでの解剖学的視点からみた正確さと、正しい姿勢や身体の使い方(アライメント)を重視し、その正確さに意識を集中することを通して気づきを得るヨガのメソッドです。無理のないアサナで心や身体へのヒーリング効果を最大限に引き出すことが出来るため、幅広い年齢層に受け入れられているヨガでもあり、また、様々な体調のコンディションによっても合わせることが出来ます。

アイアンガーヨガの歴史

アイアンガーヨガとは、アシュタンガヨガの土台を築いたクリシュナマチャリヤ師に師事したインドのB.K.S.アイアンガー師(Sri B.K.S. Iyengar / 1918〜)が考案したヨガの流派です。1966年に出版されたB.K.Sアイアンガー師の著書『ハタヨガの真髄(Light on Yoga)』は欧米にヨガ革命をもたらし、70年代頃より欧米を中心に世界各国に浸透していきました。

アイアンガーヨガの特徴

アサナの正しい形(アライメント)を重視するため、講師による丁寧な指導を受けることが出来ます。一つ一つのポーズにじっくりと丁寧に向き合い、身体の方向性やバランスまでを観察しながら行っていきます。ブロックやベルトなどのプロップスは、実はアイアンガー師が自身のヨガのメソッドのために考案したものであり、このプロップスの他にも椅子や壁など、道具を最大限に使って身体をサポートしていきます。運動量はアシュタンガヨガやパワーヨガなどに比べると比較的少なめであり、瞑想に重点を置いていることから、一つのアサナをキープする時間が長めになっており、各自のペースに合わせた練習をすすめていくことが出来るため、初心者の方にもおすすめのヨガです。ゆっくりと身体を動かしていくことで集中量やスタミナが養われ、さらに自分の内面に深く向き合うことが出来、心の安定にも効果があるため、リラクゼーション効果も得ることが出来ます。

アイアンガーヨガのポイント

他のヨガ流派に比べて一つ一つのポーズにじっくりと向き合うため、ポーズのキープの時間が長くなります。そのため、呼吸に合わせて一つのアサナを丁寧に維持することで、身体が正しい位置にあるかどうか、また呼吸にも意識を集中させることが出来るようになります。アサナの最中にそのような「瞑想」 の状態を作り出し、集中力を高めていくことで心身の安定と調和を図り、より理想的な自分自身へと近づいていくことを目的とします。初級者にとっては正しいアサナの姿勢や動きをじっくりと学ぶことが出来、また、中級者以上の方にとっては心と身体の内部を意識するためアサナをより長くキープすることでさらに効果を実感していくことが出来るでしょう。
アイアンガーヨガでは正しいアライメントを重視するという特徴から、ヨガブロック、ボルスター、ストラップ、ベルト、毛布、椅子や壁、ロープなどありとあらゆるものを有効的に活用して身体を無理なくサポートしていきます。このため、年齢や各自の体質、身体の柔軟性、体調、故障歴など、個人差関係なく、個人に合わせたヨガを行うことができ、どんな人でも無理なく始められる、開かれたヨガともいえるでしょう。

有名講師と受講可能なヨガスタジオ

アイアンガーヨガ講師:柳生直子
1980年に日本人として初めてインド・プーナの道場でアイアンガーヨガを学んで以降、研修を重ね、世界共通のアイアンガーヨガ上級指導者として日本では最高位の正式資格を持つ講師です。アイアンガーヨガ勉強会代表を務めるかたわら、NHKの「趣味悠々」にも出演、ヨガの楽しさを広める活動をしています。

まとめ

じっくりと一つのポーズに向き合いながらゆっくりとした動きをとっていくアイアンガーヨガは初心者の方にもおすすめの流派です。また、上級者の方でも自分自身のポーズを見つめ直す良い機会となるでしょう。

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